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神戸市バスは2027年4月1日に路線見直し|しあわせの村・ひよどり台と灘・中央、65系統・66系統は運行規模約3割減、87系統は延伸

神戸市交通局は、2027年4月1日(木)の始発から、しあわせの村・ひよどり台エリアと、灘・中央エリアの市バス路線を見直す予定です。2026年10月1日の発表によると、ひよどり台に行く65系統と66系統は運行規模が約3割減、87系統は平日もしあわせの村まで延伸して運行規模が約1.5割増、120系統は1日5往復(計10便)だけの運行になります。新しい時刻表の公表は2027年3月上旬ごろの予定です(神戸市の記者資料、2026年10月7日確認。内容は市民の提案や市会の議論を踏まえて変わることがあります)。

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スケジュール(予定)

  • 2026年10月:路線見直し案の公表
  • 2027年3月上旬ごろ:新ダイヤ(時刻表)の公表
  • 2027年4月1日(木):見直しの実施(始発より)

しあわせの村・ひよどり台エリアの見直しの内容は、平日の運行を想定したものです(出典では、この注記はしあわせの村・ひよどり台エリアの表の直後にあります)。

見直しの理由として市が挙げていること

市バスの利用者は震災前と比べて半減しており、人口減少や少子高齢化、燃料費の高騰、バス運転士の不足も重なって、極めて厳しい経営状況にある、と書かれています。市バスは、鉄道網を補う「フィーダー」(最寄り駅と住宅地の間を結ぶ役割)として位置づけ、路線・便数を適正にするとしています。方向性は次の3つです。

  1. 最寄り鉄道駅へのアクセス確保:1つの住宅地から複数の駅へ向かう系統は、原則として「最寄り駅へのアクセス」に集約する
  2. 複雑な路線の解消:複数の系統が重なり合う路線を、シンプルな系統に統合・再編する
  3. 運行内容の効率化:ほかの系統で代わりができる路線や、利用者が限られる系統は、運行内容を見直す

これまでに、2024年度は兵庫・長田エリア、2025年度は東灘・灘エリア、2026年度は須磨エリアの見直しを実施しています。

しあわせの村・ひよどり台エリア

系統 現行の経路 見直し案
17 二葉町・地下鉄長田駅前〜ひよどり台・しあわせの村 利用状況に合わせ、「地下鉄長田駅前〜ひよどり台」などの折り返し区間便を設定。需要に応じた運行規模にする。長田区北西部から最寄り駅(地下鉄長田駅)へのアクセス機能は維持。「二葉町〜しあわせの村」は概ね2時間に1本。しあわせの村内の福祉施設の早朝業務に合わせて「早朝便」を新設(概ね6時30分に「病院前」着)
65 神戸駅前〜ひよどり台 ルート変更なし。運行本数を見直し(運行規模約3割減)。日中は概ね30分ごと
66 三宮駅・貿易センター前〜ひよどり台・しあわせの村 ルート変更なし。運行本数を見直し(運行規模約3割減)。日中は概ね60分ごと
87 妙法寺駅前〜ひよどり台・しあわせの村 平日もしあわせの村まで延伸(すべて星和台南まわり)。運行規模約1.5割増。始発を繰り上げ、終発を繰り下げ。87系統・120系統の近郊区定期券を共用化(1枚で名谷駅・妙法寺駅のどちらでも利用可)
120 名谷駅前〜ひよどり台・しあわせの村 朝と午後の一部時間帯に特化し、1日5往復(計10便)のみ運行。福祉施設への通所・職員の通勤需要などに対応。5往復のうち朝夕1往復(計2便)は「シルバーカレッジ前」を経由。87系統・120系統の近郊区定期券を共用化

灘・中央エリア

HAT神戸エリア

  • 29系統(三宮駅ターミナル前〜摩耶埠頭)と101系統(三宮駅ターミナル前〜日赤病院前・第五突堤)は、重複した区間を統合し、新29系統に集約します
  • 新29系統は「脇の浜まわり」と「若菜通まわり」の2ルートで、摩耶埠頭と三宮、三宮とHAT神戸の速達性を重視し、午前と午後で運行方向を変えます
  • 朝のラッシュ時は「脇の浜まわり」を中心に運行し、日中は「脇の浜まわり」と「若菜通まわり」を交互に運行します
  • 新29系統の運行規模は、現29系統と同等です

摩耶エリア

  • 18系統(三宮駅ターミナル前〜摩耶ケーブル下〜JR六甲道)は、新18系統(三宮〜摩耶ケーブル下)と新180系統(摩耶ケーブル下〜六甲道)に分けます。新18系統は新神戸駅経由を取りやめます。2系統をあわせた運行規模は、現18系統と同等です
  • 2系統(JR六甲道・阪急六甲〜元町1・三宮神社)と102系統の北側区間(JR六甲道〜摩耶ケーブル下の循環)は、新180系統(高尾・灘丸山公園エリア)と新2系統(野崎通3〜青谷川〜五毛間)に分けて運行します。新2系統は従来の「神戸高校前まわり」に加えて「青谷川まわり」を新設します。「神戸高校前まわり」と「青谷川まわり」をあわせた運行規模は現2系統と同等で、「青谷川まわり」は日中約60分ごとに運行する予定です

六甲道周辺エリア

  • 100系統(JR六甲道〜灘の浜東)は、102系統の南側区間を統合して新100系統になります。経由地は神前町から灘小学校前に変わり、運行規模は現100系統と同等です

時刻表と、パンフレットにある数字(しあわせの村・ひよどり台エリア)

記者資料のスケジュールでは、新ダイヤ(時刻表)の公表は2027年3月上旬ごろです。交通局のお知らせにも「詳細な時刻表は、2027年3月上旬頃にお知らせします」と書かれています。各系統の詳しい変更内容は、交通局が「路線見直しパンフレット(PDF)」を、しあわせの村・ひよどり台エリアと灘・中央エリアのそれぞれについて案内しています。

このうち、しあわせの村・ひよどり台エリアのパンフレットには、次のことが書かれています(交通局のパンフレットを読んで確認。灘・中央エリアのパンフレットは、この記事では読めていません)。

  • 見直しを行う理由:当該エリアの利用者は過去20年で約24%減少した一方、運行本数はほぼ同水準を維持してきたため、需要と供給の乖離が生じ、エリア全体で年間約2.7億円の赤字が生じている
  • 数字で見るしあわせの村・ひよどり台エリア:バス利用者数は2006年の11,118人/日から2025年の8,529人/日へ(20年間で24%減少)。バス運行本数は2006年の386本/日と2025年の387本/日で、20年間ほぼ同じ本数(阪急バスを含めた本数と注記あり)。収支は「2億7,000万円の赤字」で、20年間同じ水準の赤字(パネルの表記。1ページ目の理由の文では「エリア全体で年間約2.7億円の赤字」)
  • 120系統:現在は日中30〜60分ごとの運行で、見直し後は朝と午後の一部の時間帯のみの運行
  • しあわせの村発着の近郊区定期券を共用化:しあわせの村〜名谷駅(120系統)ルートの定期券で、妙法寺駅(87系統)ルートも乗車できるようにし、その逆も可能
  • 17系統の早朝便:東西いずれの方面からも鉄道で乗り継ぎやすい地下鉄長田駅前を起点に、しあわせの村に概ね6時30分に到着する便を設定

情報源

神戸市の暮らしの記事は神戸イベントナビの神戸市の記事一覧にまとめています。

アイキャッチの写真: AIで作成したイメージ(実在の場所ではありません)

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